「代行同意」とは
通常、あじさいネットでは、情報を閲覧する側が、患者さんより同意を取得します。 それに対して「代行同意」とは、情報提供側施設に患者さんが存在し特定の会員様へ公開の必要がある場合に「情報提供側施設が閲覧者の代わりに患者同意を取得する」運用です。
あじさいネット代行同意書についての「留意点」

同意を取得する側と情報を閲覧する側が異なるため、必ず事前に閲覧者となる方の了解を得ることが必要となります。 閲覧者となる方全員の氏名をご記入のうえで患者さんより同意署名をいただいてください。
情報を見せる(提供)側(代行同意書取得側)における運用の流れ
情報提供側(電子カルテを公開する側)を仮に「A病院」とし、「A病院の医師が患者同意を取得して『B病院の医師』にカルテを見せたい」場合を考えてみます。
- 1. 閲覧者(B病院医師)に了承を得る
- A病院(自院)がB病院の「診療情報を閲覧する人」へ連絡をし、事前に了解を得てB病院の「閲覧する人全員」を決定。
- 2. 代行同意書を記入・作成する
- A病院(自院)がB病院の「閲覧する人全員」の氏名およびあじさい会員IDを「代行同意書」へ記入。
- 3. 患者さんへ説明し、署名をもらう
- 「代行同意書」用紙にて、A病院(自院)で患者さんに説明し同意署名を得る。
- 4. 同意書を提出する
- 必要事項を記入した「代行同意書」を、A病院(自院)の連携業務担当窓口か時間外受付に提出する。
- 5. 連携業務窓口か時間外登録委託業者にて登録される
- A病院(自院)の連携業務担当者か時間外登録委託業者より登録完了の連絡を受ける。
- 6.閲覧者(B病院医師)へ連絡する
- A病院(自院)の同意書提出者が上記(1)で了承を得たB病院の医者に連絡をし、A病院の診療情報を閲覧者に見てもらう。
- 7.同意書原本を自院にて保管する
- 原本をA病院(自院)の担当部署へ送付し保管する。
- 8.閲覧者(B病院医師)へ同意書をFAXする
- 完了後、同意書を当日または翌営業日以降に自院の地域連携室等の担当部署より、B病院医師(記載された全ての閲覧施設)へFAXする。※事前に閲覧者へ連絡した上で送付する。
なお、情報提供病院が閲覧者となる場合は「病病連携」になります。その場合、閲覧側となれるのは病病連携に参加された病院のみとなります。ご注意ください。
それ以外の病院に診療情報を提供したい場合は、病院間で連携に関する合意をとりつけたうえで運用いただくよう、お願いいたします。
● 【代行・時間外併用版】あじさいネット説明同意書のダウンロード●
【代行・時間外併用版】あじさいネット説明同意書 | ![]() |
---|