オンライン診療について
「YaDoc」におけるインテグリティ・ヘルスケア社との連携
この度、あじさいネットでのオンライン診療・疾病管理システム「YaDoc」提供について、
株式会社インテグリティ・ヘルスケア社と連携し、YaDocを使ったオンライン診療が可能となりました。
インテグリティ・ヘルスケア社様からのプレスリリースを掲載しております。
プレスリリースについてはこちらをご覧ください。
また「IT導入補助金 2020」の利用が可能となりました。
「IT導入補助金 2020」については https://www.it-hojo.jp/tokubetsuwaku/ ⇐ こちらをクリック
※あじさいネット会員としてオンライン診療を利用するには、あじさいネットへの入会が必須となります。
オンライン診療についての申込書類が必要な方は、あじさいポータルからダウンロードしてください。
あじさいポータルは、あじさいネットの会員様のみが閲覧・利用可能なポータルサイトです。
オンライン診療とは?
厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」では「遠隔医療のうち、医師-患者間において、情報通信機器を通して、患者の診察及び診断を行い、診断結果の伝達や処方等の診療行為を、リア
ルタイムにより行う行為」と定義されており、オンライン診療は、従来の電話診療とは異なる遠隔医療の一方法として定義されています。オンライン診療では、ビデオ通話機能のある情報通信機器を用いることが一般的で、
従来の音声だけでなく視覚情報が加わります。この為、動画像により診断に必要な情報が収集しやすくなるだけでなく、患者とのコミュニケーションにおいて、相手の表情を見て意思決定支援を行う、顔を見せることで安心
感を提供できるという利点もあります。
一方で、電話診療と比較して情報通信機器(カメラ・マイクを備えたPC、スマートフォン、タブレット等)を医療機関・患者側の双方に準備する必要があり、セキュリティを担保する為には専用のオンライン診療システム の導入が推奨されます。
オンライン診療システムとは?
オンライン診療では、汎用的なビデオチャットシステムを用いることも可能ですが、この場合はオンラ
イン診療を行う医師が、ビデオチャットシステムのセキュリティについて責任を負わなければいけません。それに対し、オ
ンライン診療システムは、オンライン診療を念頭に構築されたシステムで、必要なセキュリティを担保しています。また、
診察以外の業務についてもオンラインで行えるよう、以下のような機能を有していることがあります。
・オンライン予約 (患者さんがスマートフォン等から診療予約)
・オンライン問診 (スマートフォン等から患者さんが診察前問診に回答)
・モニタリング (血圧や体重、血糖値などの日常生活におけるバイタルを記録)
・オンライン決済 (来院しないため、オンラインで診療費を請求・決済)
地域医療情報ネットワークにおけるオンライン診療の活用
オンライン診療は遠隔医療の一形態として、効率的な医療提供を実現する仕組みです。移動等の患者負
担の軽減、医療過疎地域に対する診療機会の提供などにより、医療資源の偏在への対応や、より細やかな医療提供に資する
ことができます。しかしながら、患者の状態確認や情報収集の手段が限られる為、従来の対面診療よりも患者さんの基礎疾
患について、より広い手段で把握に努めることが望ましいと考えられます。オンライン診療実施の際には、問診等のある時
点での情報だけでなく、あじさいネットをはじめとする地域医療情報ネットワークで経時的な情報を把握して行うことが最
も良いと考えられます。
【オンライン診療に関するお問い合わせ先】
あじさいネット拡充プロジェクト室(TEL:095-894-9655 FAX:095-894-9651)